
灯篭坂大師は弘法大師空海を本尊としてお祀りしてぃます。 大師は宝亀5年(744)6月15日、四国讃岐の国に誕生されました。15歳の時叔父の阿刀大足に論語・孝経・史伝を学び、岡田博文につき儒学を修めました。 20歳の時、勤操大徳により仏門に入り、名を空海と改め四国の山野を巡り修行すると同時に仏教学について研究を重ねました。宝亀22年(804)遣唐使藤原葛野麻呂と同船し中国に留学し、都長安で、青龍寺恵果和尚に従い真言宗の奥儀を授かりました。大同元年(806)、帰国、諸所に寺院を建立しました。弘仁5年(814)、日光補陀落山の開山勝道上人の求めにより碑文を作りました。弘仁11年(820)7月26日、弟子の眞済、幹海を伴ない日光山に下りました。 当時の東海道は伊豆から海路をとり上総の保田、金谷に上陸するのが本道でした。大師は途中此の地をお通りになった時に岩に自画像を刻みました。大師が去った後、里人は大師の徳を慕い、ここに常夜灯を点じ海上安全、大漁を願い大師象を礼拝し帰依しました。これより、海、沖で漁をする舟は山上の大師の御燈明を灯台としました。里人は誰言うともなく灯籠坂大師というようになり、信仰を深めご利益をいただいています。